全長4.7mの乗用ロボット「SR-01」が50秒で人型に変形、SusHi Tech Tokyo 2026でデモ公開
全長4.7mの乗用ロボット「SR-01」、50秒で変形デモ

三精テクノロジーズ(大阪市)が開発した乗用人型変形ロボット「SR-01」が、スタートアップ向け展示会「SusHi Tech Tokyo 2026」(東京ビッグサイト、4月27~29日)の未来体験パビリオンに展示された。会場では全長約4.7メートル、車重2.3トンの巨体が、車型から人型に変形するデモを披露した。

50秒で車から人型へ変形

SR-01は2足歩行の人型(ロボットモード)と、4輪走行の車型(ビークルモード)に変形する観賞用ロボット。サイズは約4.7(全長)×約2(全幅)×約1.4(全高)メートル。乗車定員は2人で、コックピットには大型のセミバケットシートが左右に並ぶ。ステアリングとペダル類を備え、車の状態では時速30キロまで走行できる。ただし変形機構を組み込んだ構造上、安全のため公道は観賞・展示用に限る。

メタリックブルーとイエローのボディーは、まるでスポーツカーのような姿。フロント中央には「SR-01」のプレートも付く。サイドパネルが水平に開くと、内部のメカニズムと黄色い円形部が姿を見せる。円形部の内側にロボット形態時の手先が格納されている。

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両手の指は5本がそれぞれ独立して動く。会場では来場者とじゃんけんも披露したが、指の動作はゆっくりとしており、観客が先に手を出してSR-01の動きを待つ方式だった。

変形デモの詳細

変形にかかる時間は50秒。担当者の篠山氏によると「テスト時は最高32秒まで縮められたが、急停止時に重いパーツが慣性でずれるため、安全のため50秒に設定している」という。デモではボディーがゆっくり持ち上がり、フロント部分が折りたたまれて胸部となる様子を披露。両サイドからは腕が展開し、車輪を含む足部分が地面に伸びる。直立すると会場を見下ろす全高となり、観客のスマートフォンが一斉に向けられた。

変形動作の途中で胸部がせり上がる。コックピット部分がそのままロボットの胸部を構成する。ロボット形態では2足歩行も可能で、1歩につき数センチ単位で歩行する。テスト段階では1歩30センチまで歩行可能なことを確認しているが、来場者の前では安全を優先して歩幅を抑えた。SusHi Tech Tokyo 2026での会期中に歩行は実施しなかったが、片足に重心を寄せて体を前に傾けるデモを披露した。

実際に乗ってみた

コックピットの様子は……。実際に乗車した体験者は、シートのホールド感や視界の広さに驚き、変形時の振動も感じ取れたという。今後の実用化に向けて、さらなる改良が期待される。

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