PIXTA(東京都渋谷区)は5月22日、写真・イラスト・動画・音楽素材のマーケットプレイス「PIXTA」において、AI生成素材の販売を終了した。同社は4月20日にAI生成コンテンツの新規申請受付を停止しており、今回の措置はその流れを汲むものである。
販売終了の理由
販売終了の背景には、購入者が求めるニーズとAI生成コンテンツとのミスマッチがある。AIツールの普及により短期間で大量のAI生成コンテンツがアップロードされる一方、購入者が求めるのは人間の手で撮影・創作されたコンテンツだった。また、AI生成コンテンツの販売価格の上昇なども重なり、総合的に考慮した結果、今回の判断に至ったと同社は説明している。
AI生成コンテンツの取り扱い終了の背景
なお、クリエイターが自ら撮影・創作した作品を大きく変更しない範囲での補助的なAI利用は、引き続き受け入れられる。同社は「AIによる創作活動を否定する意図は一切ない」としつつ、販売可能なAI加工に関するガイドラインを公開しており、今後も適宜見直しを進めるとしている。
PIXTAのこの決定は、ストックフォト市場におけるAIコンテンツの位置づけに一石を投じるものだ。AI技術の進化が続く中で、クリエイターの手作業による作品の価値が再評価されていると言える。



