「GoPro MISSION 1」は映像表現の幅を広げる小さなシネマカメラだった:デジカメレビュープラス
GoPro MISSION 1は小さなシネマカメラだった

アクションカメラという市場を創出したGoProが、新たなシリーズ「GoPro MISSION 1」を4月に発表した。そして日本でも「GoPro MISSION 1シリーズ新製品発表会」が開催され、シニア・バイスプレジデントのリック・ロックリー氏が登壇、日本初お目見えとなるMISSION 1を紹介した。

なぜ新しいシリーズなのか

HEROシリーズではなく、MISSION 1という新しいシリーズを加えたのはなぜか。その理由を報告したい。これはシネマティックカメラだ。今回、もっとも重要なのはGoPro HEROシリーズの新作ではなく、MISSION 1という新しいシリーズを投入したことだろう。HEROシリーズより少し大きく重くなったが、その分性能をぐんと上げ、シネマカメラとして使えるクオリティを実現したカメラだ。イベントでも「シネマティックカメラシステム」という言葉が強調されていた。

高性能なセンサーとプロセッサー

それを念頭に性能をチェックすると分かりやすい。まずイメージセンサーは1型サイズの5000万画素を採用。5000万画素をフルに使う場合は8Kのオープンゲート記録で、7680×5760ピクセルで秒30コマに対応。センサーサイズは4:3なので、そこから縦位置で切り出しをしても十分なクオリティだ。16:9の8K記録なら60fpsまで対応している。このセンサーはクアッドベイヤーの画素配列を持っており、12MPモード時は4画素を一つにすることで画素ピッチを3.2μmまで拡大することでより低照度でのクオリティを上げられる。

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高フレームレートとHDR

クアッドピクセルを生かした4Kのオープンゲート記録では120fpsに対応している。さらに16:9の記録だと、4Kで240fpsで撮影可能なので、8倍のスローモーションに対応する。シネマカメラ用途なら、4K/240fpsがすごく重宝するはず。同時デュアルゲイン読み出しHDRが可能——つまり、クアッドピクセルの画素ごとにゲインを変えることで1回の露光で高ダイナミックレンジの映像を撮れる。これは静止画時も有効だ。もちろん10bitのGP-Log2にも対応する。

バッテリー駆動時間の改善

バッテリー駆動時間も改善されている。新設計のバッテリーにより、従来モデルよりも長時間の撮影が可能になった。これにより、長時間の撮影シーンでも安心して使用できる。

GoPro MISSION 1は、アクションカメラの枠を超えたシネマティックな映像表現を可能にする一台だ。その小さなボディに詰め込まれた技術は、映像クリエイターにとって新たな可能性を切り開くことだろう。

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