Googleは5月14日(現地時間)、公式ブログを通じて「Chromebook」に対する継続的な取り組みと今後の展望を発表しました。15年以上にわたり学校や企業で活用されてきたChromebookは、今後も組織にとって信頼できる長期的な投資対象であり続けるとし、今後10年間の自動アップデートを保証することを改めて表明しました。
既存の管理体制を維持し、新たなライセンス不要で管理可能
既存の管理体制も維持され、管理者は新たなライセンスを取得することなく、Google管理コンソールを通じて現在の端末を一元的に管理できます。あわせて、サポート終了が近づいた既存のPCを無料でアップグレードできる「ChromeOS Flex」についても言及。これを利用することで、古いハードウェアの寿命を延ばし、安全なクラウドベースの環境へ低コストで移行できる環境を整えられると説明しました。
新カテゴリー「Googlebook」への移行計画
さらに、前日のイベント「Android Show」で披露した新カテゴリー「Googlebook」にも触れました。Googlebookは同社のAI「Gemini」の利便性を核に据えたAI特化の次世代ノートPCであり、パーソナライズされたAI支援や強力なエージェント機能を提供します。Chromebookの今後のアップデートを担保しつつ、「時期が来たら、新しいシステムへの移行を支援するための複数の方法を用意する(Flexible adoption options: When the time comes, we'll provide multiple pathways to transition over to the new experience.)」とも示しており、将来的には段階的な移行を可能にする構えです。
具体的な移行の仕組みについては、YouTubeチャンネル「Chrome Unboxed」が公開したインタビューの中で、同社のジョン・マレティス副社長が「Googlebookへの移行が可能なプラットフォームのリストを今後公開する予定だ(we'll be publishing migratable platforms those platforms that we'll be able to migrate to Googlebook.)」と述べています。
関連情報:Googlebookの発表とその他の動き
Googleは5月12日(現地時間)、生成AI「Gemini」の利用を前提に設計した新型ノートパソコン「Googlebook」を発表しました。ChromeOSとAndroidの技術を統合し、AIによるサポート機能「Gemini Intelligence」を核としています。また、Appleは5月12日より、エンドツーエンドで暗号化されたRCSメッセージングをベータ版で提供開始すると発表。iOS 26.5以降を搭載したiPhoneと、最新のGoogleメッセージを利用するAndroidユーザーが対象となります。
その他、「Gemini」や「NotebookLM」のエンタープライズ版に「政府認証サービス」が追加される動きや、Alphabetの1~3月期決算では売上高が22%増の1098億9600万ドル、純利益が81%増の625億7800万ドルと大幅な増収増益となり、Google Cloudが初めて200億ドルを突破したことなどが報じられています。



