シチズン時計は、2026年6月13日(土)と14日(日)の両日、光発電技術「エコ・ドライブ」の誕生50周年を記念した特別イベント「Eco-Drive 50th Anniversary」を東京・表参道ヒルズで開催する。本イベントは、エコ・ドライブの歴史を振り返り、その革新的な技術を体感できる貴重な機会となる。プレス向けプレビューを取材したところ、見どころが多数確認できたので、厳選して紹介する。
イベント概要
会場となるのは、表参道ヒルズ本館B3Fの「スペース オー」。開催時間は13日が11時から20時(最終入場19時30分)、14日が11時から18時(最終入場17時30分)。入場は無料だが、事前予約が優先され、空き状況に応じて当日入場も可能だ。予約はPeatix(https://peatix.com/event/4980858)から行える。主な展示内容は、エコ・ドライブ50年の歩み、技術展示、歴代モデル展示、アーカイブ展示、そして50周年記念限定モデル「Eco-Drive PHOTON」の展示となっている。
エコ・ドライブ50年の歩みを振り返る
会場入口付近には、50周年をテーマにした大型展示が設置され、歴代のエコ・ドライブ搭載モデルが年代順に並べられている。年表とともに主要モデルが展示され、技術の進化をたどることができる。特に目を引いたのは、1976年に発売された「クリストロン ソーラーセル」だ。これは太陽電池を文字板に組み込み、光で時計を動かすという現在のエコ・ドライブにつながる先駆的なモデルであり、実機と解説が展示されている。また、タッチ式スクリーンでは、マイルストーン的なモデルをタッチすると上部に説明が表示されるインタラクティブな展示も用意されている。
ムーブメントや部品を紹介する技術展示
エコ・ドライブの仕組みを紹介する技術展示も見逃せない。発電から蓄電、駆動までの流れを説明するパネルに加え、ムーブメントや部品の実物展示がある。通常は見る機会の少ない内部パーツを間近で確認できる貴重な機会だ。ムーブメントを分解した状態で展示するコーナーでは、歯車や電子部品がどのように組み込まれているかを視覚的に理解できる。さらに、光の量による発電量が分かるアトラクションも設置され、室内灯、懐中電灯、くもり、太陽の各ボタンを押すと、前方のパネルの表示と明るさが変化し、発電量がインジケーターで示される。
展示されるモデルとしては、「シチズン アテッサ(CC4076-65A)」や、極薄の腕時計「エコ・ドライブ ワン」とその構成パーツ群が並び、一見の価値がある。
50周年記念モデル「Eco-Drive PHOTON」を展示
2026年秋に発売予定のエコ・ドライブ50周年記念限定モデル「Eco-Drive PHOTON」の展示も注目だ。このモデルは光をテーマに開発され、「構造色文字板」を採用している。これはインクの色素ではなく光の反射によって異なるカラーを発色させる技術で、インクジェットインクを応用したものだ。会場では、多層構造の文字板を分解したパーツやデザイナーズノートといった資料も展示されており、その緻密な技術を間近で見ることができる。
この2日間でしか見られない貴重な展示が盛りだくさんの「Eco-Drive 50th Anniversary」。時計ファンはもちろん、技術に興味がある人にもぜひ訪れてほしいイベントだ。



