大阪メトロは5月18日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)でトラブルが相次いだEVモーターズ・ジャパン(北九州市)の電気自動車(EV)バスについて、保管していた大阪市城東区の同社敷地からトラックでの移動を始めたことを明らかにした。台数は100台を超えるが、移転先は「明らかにできない」としている。
万博後の使用断念から移動へ
EVモーターズのEVバスは、万博後に路線バスや自動運転バスの実証実験に転用する予定だったが、安全確保が困難として使用継続を断念していた。14日の記者会見で、井上英明社長は6月末までに別の場所に移す意向を示していた。
SNSで「EVバスの墓場」と話題に
バスがずらりと並んだ様子はSNSで「EVバスの墓場」などとやゆされていた。今回の移動開始により、この状況に変化が見られる。
大阪メトロは、2025年の万博でEVバスがトラブルを起こしたことを受け、使用を断念。67億円の損失を計上し、車両トラブルが続発して無価値になったと報告している。また、EVモーターズに違約金請求を求める方針も示している。
今回の移動は、これらのバスを新たな場所に集約するための措置とみられるが、具体的な移転先や今後の活用方法については明らかにされていない。



