在日米海軍司令部(CNFJ)は5月27日、X(旧Twitter)の公式アカウントが何者かに乗っ取られたと発表した。被害にあったアカウントのプロフィール画像や紹介文はすでに元の状態に復旧したが、無断で書き換えられたユーザー名(ID)については、27日19時時点で元の「@CNFJ」に戻せていない。
乗っ取りの経緯と現状
このアカウントは、日本における米海軍の活動を日本語で発信する公式運用で、フォロワーは約38万人を抱える。乗っ取り直後は表示名が「Em Blossom」に変更され、プロフィール写真も女性のセルフィー画像にすり替わっていた。
同司令部は調査後、「すべての投稿は在日米海軍司令部の管理者が行っており、乗っ取り犯による投稿は現在のところ確認されていない」と説明。完全復旧まで新規フォロワーを募るよう呼びかけている。
ユーザーの反応とセキュリティ懸念
X上では「米軍でさえ乗っ取り被害にあうんだから我々も気をつけないと」といった声や、在日米海軍司令部のセキュリティ対策に疑問を呈する声も確認できる。また、本来のIDに戻せない理由について、現在Xが4ワードでのID登録を制限していることと関連付けるユーザーも見られた。
関連する乗っ取り事例
近年、Xアカウントの乗っ取り被害は相次いでいる。例えば、愛知県選管のXアカウントが一時乗っ取られ、DAOゲームの宣伝アカウントに悪用された事例や、「攻撃機動隊」公式Xアカウントの乗っ取りから復旧した事例、さらに「東方Project」原作者ZUNさんのアカウントが乗っ取られ、メアドやパスワード認証を変更された事例などが報告されている。
また、ペットを利用したLINEアカウント乗っ取り手口も確認されており、外部SNSを使って「かわいいと思うペットに投票してください」などとDMを送り、偽のログイン画面に誘導して認証情報を入力させる方法が警戒されている。
在日米海軍司令部は、今回の被害を受け、フォロワーに対して不審なリンクやメッセージに注意するよう呼びかけている。



