ネットショップ作成サービス「BASE」を運営するBASEは5月25日、出店店舗が取引先に対して発行した請求書の債権を買い取り、最短翌日に現金化する「請求書買い取り」の提供を開始した。手数料は買取金額の10%となる。
店舗の資金ニーズに迅速に対応
このサービスは、出店店舗が卸売先などに発行した請求書をBASEが買い取ることで、店舗の資金ニーズに応えるものだ。店舗は取引先に知られることなく利用でき、取引先への請求業務を効率化できる。
利用手順は、申し込みフォームに必要事項を入力し、請求書などの必要書類をアップロードすると、BASEが審査を行い、見積もり金額を提示する。店舗オーナーが承諾すると、最短翌日に店舗が指定する口座へ振込金額が入金される。
初回の買取上限は25万円で、2回目以降は最大1000万円まで対応する。申し込みから審査までオンラインで完了し、面談は不要だ。
既存サービスとの違い
BASEはこれまで、プラットフォーム上の将来債権をAIで評価して買い取る資金調達サービス「YELL BANK」を提供してきたが、実店舗への卸売りやポップアップストア出店など、ネットショップ外の取引で発生する請求書の入金待ちには対応できなかった。
そこで2024年、請求書を買い取るサービス(請求書ファクタリング)を試験提供した結果、利用者の約60%がリピートし、仕入れなどで販売前に支払いが発生するアパレル領域を中心に継続利用が確認されたため、正式提供に移行した。
BASEは今後も、出店者の資金調達手段を拡充し、事業成長を支援する方針だ。



